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昨日、『Like a Flower』というライブに行ってきました。
場所は、東横線・学芸大学駅にある『珈琲美学』というカフェです。
10年ぶりくらいの学芸大学駅に降りました。
鳥海涼子(アコーディオン)、樋口亜弓(ヴォーカル)、畑野圭慧(ピアノ)の3人の女性によるライブでした。
この3人でのライブは初めてだそうです。
3人とも同世代ですが、ジャンルは少し違っていて、個性も異なっています。
上手くフィーチャーするのかなと聴いていましたが、新鮮でおもしろかったですね。
女性ならでは、柔軟性なのでしょうね。
回を重ねたら、もっと、厚みが出ると思います。
(ライブがスタートする前に軽く腹ごしらえ)
亜弓ちゃんの歌は、やさしくて、温かさを感じます。
性格も真っ直ぐなのでしょうか?歌詩がはっきり、伝わってきます。
これって、大事なのですよね。
歌詞が不明なのは、ストレスが残ります。
そして、前に聴いた時より、さらに、力強くなった気がします。
1児の母になり、育児の時間を大事にして、ライブは少しセーブしているとのこと。
守るものができ、その覚悟からの強さなのでしょう。
涼子ちゃんは、最近、結婚されたばかり。
そう思うからなのか、アコーディオンの演奏が少し、やわらかくなった気がします。
支えてくれる人ができた安心感からなのでしょう。
アコーディオン奏者って、男性が多いのかなと思っていたので、涼子ちゃんの
抱えるアコーディオンは可愛く、おしゃれです。
こうして、
圭慧ちゃんのピアノが聴きたくて、ライブがあると声を掛けてもらっています。
何で魅かれるのでしょうね。
もちろん、心に響くからなのですが、今日、一つ、納得しました。
MCで、「松本隆さんの書く詩が好きなんですね」と話されたのです。
そう、彼女のピアノには、メロディーだけなのに、詩も一緒に流れてくるのです。
松本隆の世界観に感動するという彼女の心が、見えない詩を音に載せているのでしょう。
圭慧ちゃんの演奏を聴いた人は、それぞれの詩を想像し、それぞれの風景を見ているです。
だから、1音1音に意味があり、きらめき、心に刺さるのですね。
これからも、いろんなことを感じて、感性を磨いて、弾けてほしいですね。
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